【読書まとめ38】科学的根拠に基づく最高の勉強法
こんにちは。
「科学的根拠に基づく最高の勉強法」というタイトルが気になったので読んでみました。
すぐに実践できる内容が多く、覚えておきたいので記事に残しておきます。

アクティブリコール
- 積極的に思い出す作業や、脳みそから頑張って取り出す作業が記憶するために重要。積極的に思い出すことを「アクティブリコール」という
- 思い出すための手掛かりが少ない状態でアクティブリコールを行う方が効果的
- 覚えたい情報を読んでから、その情報を見ないで、白い紙にできるだけ書き出すなど
- 誰かに教えているフリをしながらアウトプットすると、より効果は高い
分散効果
- 一度にまとめて勉強するよりも、時間を分散して勉強するほうが記憶に定着しやすい
- 学習の間隔を長くあけた方が、長く記憶に定着する
最強の学習法:アクティブリコール+分散学習=連続的再学習
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新しい範囲を勉強する時には、内容を思い出せるようになるまでアクティブリコール(紙に書き出す、思い出すなど)する。その後、間隔を空けてアクティブリコールをしてみるて、忘れている内容についてはもう一度知識を確認してアクティブリコールする。これらを間隔をあけて繰り返す
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通勤・通学の移動時間、休憩時間、トイレの時間、誰かを待っている時間、家事や育児の合間などは、アクティブリコールや分散学習を行うよい勉強時間
そのほかの有益な情報
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上記以外の効果的な勉強法
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精緻的質問:勉強した内容に対して、「なぜそうなっているのか(Why)?」、「どのようにそうなっているのか(How)?」などと、自分自身に質問していく
- 自己説明:学んだことを自分の言葉で自分に説明したり、すでに知っていることと関連づける
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- 運動スキルの向上にも役立つこと
- 1つのタスクをただ繰り返すのではなく、似たような複数のタスクを混ぜ合わせたインターリービングを行うことが有効。例えば、ゴルフのストロークなど
- アクティブリコール、インターリービングは、勉強の直後には他の勉強方法で勉強した場合と比べて、自分では効果を実感しにくいという特徴がある
- 自己効力感を高め方
- 小さな目標を設定することや、自分の勉強の進捗状況を記録することが有効。大きな目標を、短期間で達成可能な小さな具体的な目標に細分化して、自分の進捗状況を記録する。小さな目標を一つひとつ達成していくことによって、自己効力感や興味が高まり、大きな成果を達成できるようになる
感想
知らず知らずのうちにやってることも多く、体系的にまとまっていて参考になりました
インプットしてから、何も見ずに白紙の紙に人に教える体でまとめるのはいいなと思ったので早速やっていきます。
運動スキルの向上まで言及されていて面白かったです。ゴルフがなかなか上達しないので、取り入れていきます。
おわりに
サクッと読めてすぐに実践できる有益な本でした。気になる方はぜひ読んでみてください。
