こんにちは。ゆうすけです。
自分が欲しいな〜と思ったLINE botを作ったところ、半日でLINE API 無料枠上限のお友達50人と予想外の反響をいただいたので作った理由や人に使ってもらえるサービスとは何かについて考えたことなどを書いてみます。
(↑無料素材のアイコンですが、なかなかいい感じではないですか?笑)
今日雨降るよちゃんとは?
機能としてはとってもシンプルで、東京で雨が降りそうな日の朝7時にLINEでメッセージが届く、というものです。
もう少し具体的に言うと、東京の時間別(6時〜12時、12時〜18時、18時〜24時)の降水確率が一つでも30%を超えていたら、友達追加した「今日雨降るよちゃん」から雨が降ることととその日の時間別の降水確率をメッセージで送ってくれます。
降水確率がいずれも30%未満の場合、メッセージは来ません。
メッセージはこんな感じで届きます。
(リリース翌日の今日実際に届いたメッセージです)
癒されるメッセージを26歳男性が一人で頑張って考えたのですが、癒されます、、かね、、、
メッセージは数パターン用意していて、更におまけ機能として「明日」や「かわいい」などのいくつかのキーワードに反応して返信してくれます。
ネーミングは、、、どうでしょうか、、、笑
画像は無料素材からお天気お姉さんにジャストフィットしたものがあったので利用させていただきました。
なぜ作ったか
毎朝傘を持っていくかどうか、天気のアプリをチェックするの面倒じゃないですか?
僕はとっても面倒でした。
特にTVを売ってからは、天気予報は自分で情報を取りにいくものに変わったので、TVの天気予報みたいに受動的に情報が得られたらいいのになー、と思っていました。
というのと今月初めにLINE botを初めて使ってサービスを作っており、LINE bot面白い!となっていたのでLINE botにお天気情報を通知してもらったらええやん!となり、作りました。
ちなみに今月初めに作ったサービスはこちらです。
アイデアツイートという、アイデアが湧いてくる2つのランダムなキーワードを返してくれるサービスです。
最初の構想(思いつき)では、前日から気温が急激に変化した日(最低or最高気温が±5度)にもメッセージを送ることを考えていたのですが、シンプルな方がいいし気温情報は実際そんな必要ないかなーと思い直し、一旦は削ることにしました。
(お友達追加してくださった方で実際に使ってみて気温情報欲しい、など改善して欲しい点があればTwitterのリプライ、DM等で是非教えてください!)
作成期間
6/19に思いついて、6/20から作り始めて6/22にリリースしたので、3日くらいです。
上記アイデアツイート作成の経験からLINE bot作成のノウハウはあったので、天気情報をどうやって持ってくるかと、LINEのプッシュメッセージ(LINEから能動的にメッセージを送ること)のやり方を調べるだけだったので簡単にできました。
サービスをいくつか作っていくと、あのサービスのあの機能と、こっちのサービスのあの機能を組み合わせればいけるなー、という感じで作るスピードは加速度的に上がっていくと感じています。
技術面
LINE APIについて
LINE botを作る際は、LINEのMessagingAPIを利用します。
MessagingAPIにも2種類あり、利用者が送信したメッセージに反応してbotがメッセージを返すのが「Reply API」、利用者のアクション無しでbotが能動的にメッセージを送ることができるのが「Push API」があります。
今回のLINE botは毎朝7時に能動的にメッセージを発信する必要があったので、Push APIを利用しています。
(厳密には、返信機能も実装しているのでReply APIも利用しています)
Push APIを利用する必要があったので、料金プランは「Developer Trial」を利用しており、友達追加可能な人数制限が50人となってしまいました。。。
Push APIを利用して友達50人超にしようとすると「プロ(API)」プランにせざるを得ず、その場合月額32,400円となっています、、、高い、高すぎるよ。。。
逆に、Push APIを利用せずに、Reply APIの身を使う場合は、フリープランで友達追加の人数制限無しで利用することができます。
(アイデアツイートはReply APIのみの利用なのでフリープランにしています)
毎朝7時の実行について
今回サーバーはHerokuを利用しており、毎朝7時に実行する機能は、Herokuのアドオンである「Heroku Scheduler」を使用しています。
これを使えば、毎朝7時に実行、みたいなことが簡単に実現できます。
その他については、チュートリアルを書く予定なのでそちらに詳しく書こうと思います!
人に使ってもらえるサービスとは?
これまで4つサービスをリリースしてきましたが、リリースして半日で50人以上のユーザーがつくサービスは初めてでした。
当然と言えば当然なのですが、どれだけサービスを作り込んだかよりも、小さなことであってもユーザーの課題を解決することが一番大事なんだなー、ということが実感できたのでこのサービスを作ってよかったです。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました。
お友達数が制限の50人になってからも、お友達登録したかった、、、と言ってくれる方もいたので、イケメンの今日雨降るぜ君を作ることも考えたのですが、同じ機能のサービスを作っても面白くないので、誰でも「今日雨降るよちゃん」を作れるようなチュートリアルを書こうと思います。
少しのRailsの知識さえあればとっても簡単に作ることができると思うで、是非楽しみにしていてください^^
今日雨降るよちゃんではありませんが、今月初めに作った「アイデアツイート」のチュートリアルが本日書き終わったので、RailsでのLINE botの作り方を知りたい、もしくはRailsで簡単なサービスを作ってみたい、という方は是非こちらも読んでみてください。
簡単に作ったサービスでしたが、思った以上の反響がありとても嬉しかったのでサービス作りモチベーションが上がってます!
使っていただいている皆さまありがとうございます。
まだまだ面白いサービス作ります!!
これからもよろしくお願いしますー!!