2017/11からRuby on Railsの学習を始めて、初めてのwebサービスが出来ました!(作成期間は2ヶ月くらいです)
全力で作り、満足するものが出来たので、サービスの紹介とサービスを作ってみて思ったことなどを書いてみます。
同じようにサービス作りをしている方の参考になれば嬉しいです。
共感していただけたら是非サービスを使ってみて下さい!!!
1. 作ったサービスについて
1-1 概要
『Jobmiru』という、「何のスキルが身につくのか」「具体的に何をするのか」に特化した、転職口コミサイトを作りました。
サービスの一番のターゲットは、スキルを身につけることを重視して就職先、転職先を探している人です。
様々な仕事でその人が身についたスキル、具体的な仕事内容といった普段なかなか知ることが出来ないことを知れるので、転職を考えていない人でも楽しめるサービスになりました。
1-2 このサービスを作った背景
私自身の就職・転職活動時に、「スキルを身につけたい」という会社を選ぶ軸があったものの、それぞれの会社で働くことによって得られるスキルについて分からず、その情報についても集めることができなかった、という原体験がありました。
同じように感じている人はいるのか、Twitterでアンケートを取ってみた結果がこちらです。
→半分の方がスキルを最重要視している!【拡散希望】就職・転職時の会社を選ぶ際に最も重視したことは何ですか?
— ゆうすけ@Railsエンジニア (@ysk_pro) 2018年2月10日
(プログラミングスクールでのオリジナルアプリ開発の発表会で使わせていただきたいアンケートです。ご協力いただけたら嬉しいです!)
就職・転職時の会社を選ぶ際にスキルが身につくことを重視している方に質問です。
— ゆうすけ@Railsエンジニア (@ysk_pro) 2018年2月18日
『どのようにその会社で身につくスキルについて情報収集を行いましたか?』
※このアンケートはオリジナルアプリ開発の発表会で使わせていただきます。
→有益な情報が得られなかった人は多い!
この結果より、私と同じように会社を選ぶ際にスキルが身につくことを重視していたものの、その情報を得ることが出来ない人が多くいることがわかりました。
この課題を解決したい!!という思いからこのサービスを作り始めました。
1-3 ミッション
誰もが「出来るようになること」で会社を選べる社会にすること
それによって就業のミスマッチを極少化させること
1-4 機能
実際に働いたことがある人が口コミを投稿できるシンプルなものです。
身についたスキル、具体的な仕事内容をビジュアル化し、一目で分かりやすいように工夫しました。
「スキル」に関してはコミュニケーション力、営業力といった曖昧なものではなく、極力具体的なものを書いてもらう形にしています。
(投稿のグラフ部分の抜粋です)
投稿へのいいね!、コメント、投稿のランキング等、投稿サイトにある一般的な機能は実装しています。
1-5 既存のサービスとの違い
類似(競合)サービスとして想定しているのは、転職会議等の転職口コミサイト、転職エージェント、Wantedlyです。
下図のように、スキルについての情報の濃さと、投稿者の属性の2軸でマッピングすると、「スキルについての情報に特化+実際に働いた人が投稿」というのは他のサービスと被っておらず、独自の立ち位置が確保出来ていると考えています。
1-6 ビジネスモデル・今後の展開
社会の課題を解決するには、持続性のあるサービスになる必要があり(すぐ無くなってしまったら解決できない)、そのためにはマネタイズの仕組みが必須です。
しかしながら、すぐにマネタイズするのは難しいと思っています。
Phase1〜3に分けました。
Phase1として利用者の拡大を頑張ります。
利用は全て無料でマネタイズはまだ行いません。
利用者が増加したところで、Phase2として投稿に関連する求人の広告を掲載し求人媒体へ送客しその送客フィーを得るのが一番現実的であると考えています。
更に、投稿者に有料で相談出来る機能を実装し、マッチングフィーを発生させることを考えています。(社会人のオンラインOB訪問サービスのイメージです。)
そしてPhase3として、企業が投稿者をスカウト出来る機能、国家資格のキャリアコンサルタントへの有料相談機能を考えています。
なんとか3ヶ月くらいでマネタイズし始めたい、、、!
1-7 課題
お察しの通り、投稿のインセンティブ設計がとても難しいです。
現状はTwitter、ブログを通じて多くの人に見てもらい、共感をいただいた方、キャリアに悩む人のためになりたい方(、個別に依頼させていただいた方)に投稿をいただくしかないかな、と思っております。
投稿内容は極力シンプルにしておりますので、是非、、投稿をお願いいたします!
ユーザー投稿型webサービスのキモは『見た人からの反応が返ってくること』だよなぁ。twitter、ブログをはじめてみてよくわかった。
— ゆうすけ@Railsエンジニア (@ysk_pro) 2018年3月1日
リアクションをしやすいデザイン。。(できれば革新的なの。。。)難しいけどもっと考えてみよう。
投稿内容のサマリーをTwitterに画像付きで投稿できる機能(診断メーカーのイメージ)は早急に実装しようと思っております。
その他にも、投稿のリクエスト機能、1-6にも書いた相談機能、スカウト機能など投稿インセンティブになる機能は随時検討・追加していく予定です。
2. サービスを作ってみて思ったこと
2-1 サービスを作るのはめちゃくちゃ楽しい
本当にめちゃくちゃ楽しいです。1月から作り始めて2ヶ月かかりましたが、平日は仕事から帰ってきてから約2時間、土日はほとんど終日没頭してました。
自分が感じている課題をどうやったら解決できるのかを考えること、新しい機能の実装の仕方を考えること、デザインを工夫すること、全てが楽しかったです。
社会の課題を解決出来るものを1人であっても作り出すことが出来るプログラマーってやっぱりすごいです。
2-2 フィードバックをもらうのもめちゃ楽しい・勉強になる
後述しますが、Twitterを通じて多くの人にフィードバックをもらうことができました。
自分では全く気づかなかった部分に気づくことができてとても面白く、褒めて下さる方も多くモチベーションがかなり上がりました。(承認欲求がよく理解できました 笑)
いただいたフィードバックは全てGithubのissueに登録して一つずつ改善させていただきました。
2-3 Twitterの無限の可能性
妻(プログラマーです)が始めたのと同時に、1月末に軽い気持ちで始めてみました。
いいことずくめでびっくりしました。
Twitterはじめて1ヶ月。いいことばかり!
— ゆうすけ@Railsエンジニア (@ysk_pro) 2018年3月1日
良かったこと
・プログラミング頑張っている方と繋がれてモチベUP(励ましてくれたりする優しい方も!)
・有益な情報が得られた
・何かツイートしようと周囲にアンテナを張れた
・ブログ始めることができた
良くなかったこと
・時間
→通勤中読書をルール化
なんと作成中のこのサービスのフィードバック、コードレビューに17人の方が快く協力してくれました。衝撃的でした!!!
Twitterってなんて優しい世界なんだ。。。
— ゆうすけ@Railsエンジニア (@ysk_pro) 2018年3月7日
Rails初心者が作ったwebサービスのフィードバックをお願いしたら、17人の方が快く協力を申し出てくれました!
いただいたフィードバックで作成したissue(改善のタスク)が42件も!
皆さま本当にありがとうございます!改善してリリース出来るよう頑張ります!
更にwebサービス運営者のslackに参加することができ、多くの知見を得ることができました。来週飲み会が開催される予定でそれも楽しみ。
Webサービスの運営者達が知見を共有して助け合うslackコミュニティ、「運営者ギルド」を始めました!
— だーすー@マシュマロの中の人 (@Neko_Inu_) 2018年3月24日
始めたばかりですがなんと40人くらい集まって驚いてます。
運営者や運営者志望はぜひご参加ください!
詳細はこちらhttps://t.co/YyUSOE9H1g運営者ギルド https://t.co/l7b2HZzEYg
Twitterすごい!!!
Twitterを通じて仕事を探したり、求人募集している方もおられ、本当に無限の可能性があると感じました。
3. DEMODAY
4/1(日)に通っているプログラミングスクール「DIVE INTO CODE」主催のDEMODAYに登壇します!!
DIVE INTO CODEの受講生が起業家、CTO、一般の方々の前で自分の作ったwebサービスをプレゼンし、実際に使ってもらうイベントです。
70人以上(!)来場予定と聞いており、誰でも参加可能なのでご興味ある方は参加ご検討ください。
当日使用予定のプレゼン資料です。(ほとんどサービス紹介の図と重複しています)
70人以上の前で話すことなど滅多にないので緊張していますが、70人以上に自分の作ったサービスを同時に紹介できる機会も滅多にないのでとてもワクワクしています!
4. 今後について
5. 追記
5-1 Qiitaにも投稿してみました
より多くの方に知ってもらうためにやれることは色々やってみようと思い、この記事に技術的な内容をプラスしてQiitaにも投稿してみました。
結果、トレンドランキングで一番上に掲載されるなど多くの方に見てもらうことができました!
Qiita記事はこちらです。
5-2 DEMODAY本番頑張ってきました!
ジャクール株式会社取締役の神尾さんの審査員賞を受賞することができました!
こちらはDEMODAY直後に勢いで書いた記事です。
5-3 デザインに関する記事を書きました!
このサービスのデザインを褒めていただけることが多かったので、デザイン素人ながら工夫したことなどをまとめました。
5-4 無事DIVE INTO CODEを卒業しました!
その後、DIVE INTO CODEを無事卒業できましたので、DIVE INTO CODEに通って出来るようになったことと感想を率直に書きました。
ご興味ある方はぜひご覧ください。